Sheila Dang

[ヒューストン 1日 ロイター] - 米石油大手シェブロンが1日発表した第1・四半期決算は、調整後1株利益が1.41ドルと、LSEGがまとめたコンセンサス予想の0.95ドルを大幅に上回った。米国・イスラエルによるイランへの軍事作戦を背景に原油価格が上昇し、上流部門の業績を押し上げた。

ただ、金融デリバティブに関連するタイミング効果が逆風となり、純利益は22億ドルと前年同期の35億ドルから減少し、5年ぶりの低水準にとどまった。

最大事業部門である上流部門の利益は39億ドルと、原油価格の上昇による売り上げ増を受け、前年同期比4%増加した。

下流部門は前年同期の3億2500万ドルの黒字から8億1700万ドルの赤字に転落した。デリバティブ関連のタイミング効果による会計上のミスマッチが主因で、次の四半期から解消に向かう見込みだ。

エイマー・ボナー最高財務責任者(CFO)はインタビューで、ボラティリティーの高い環境下で通常生じるタイミング効果を除けば、シェブロンの基礎的な事業は堅調だと語った。

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