[1日 ロイター] - 英金融大手スタンダード・チャータード(スタンチャート)は4月30日、欧州中央銀行(ECB)が6月に0.25%利上げするとの見方を示した。従来は、今年利下げはないという予想だったが、同日のECB理事会を受けて修正した。

スタンチャートは30日付のリポートで「6月利上げの可能性が高まっているが、今後6週間の経済指標次第で、引き続き利上げを見送るという現実的なシナリオも想定される」と述べた。

ECBは、政策金利を据え置いたが、インフレ高進への懸念も示した。

政策当局者は、和平合意が成立しエネルギー価格が落ち着かなければ、6月から少なくとも2回の利上げを行う可能性が高いとロイターに述べた。

LSEGのデータによると、短期金融市場は6月利上げを75%の確率で織り込んでいる。

スタンチャートは、より長期には、エネルギー価格の影響が薄れるにつれてインフレ圧力が緩和し、27年半ばまでに政策金利が2.00%まで低下すると予想している。

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