[28日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)は一部の商業銀行に対し、4月の融資拡大を指示した。関係筋が明らかにした。対外的な経済リスクが高まる中、信用伸び率の急減速を防ぐ狙いがある。

関係者によると、人民銀は会合で銀行に対し、景気を下支えするため、4月の貸出残高を前月比で増加させるよう求めた。

人民銀が会合で銀行に信用拡大を明確に求めるのは異例で、消費の低迷や不動産部門の債務危機に直面する中、中東情勢の影響への懸念が強まっていることが背景にある。

4月は融資需要の「閑散期」に当たるため、アナリストは信用関連指標が軟化すると予想している。

今回の指導は、政策当局が景気回復のばらつきと資金需要の弱さを懸念していることを示している。関係者によると、当局は金融機関に適切な融資ペースを維持するよう促すことで、信用の大幅な落ち込みを防ぎ、銀行が成長の安定に引き続き寄与することを目指す。

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