Lawrence White
[ロンドン 28日 ロイター] - 英大手銀バークレイズが28日発表した第1・四半期決算は、税引き前利益が28億ポンドと、市場予想と一致した。経営破綻した金融機関MFSに関連する2億2800万ポンド(3億0800万ドル)の引当金を計上したものの、好調な投資銀行部門がこれを相殺した。
税引き前利益は前年同期の27億ポンドから増加した。新たに5億ポンドの自社株買いも発表した。
堅調なトレーディングを背景に投資銀行部門の収入は前年同期比4%増の40億ポンドと、アナリスト予想の39億ポンドを上回った。
ロンドンを拠点とするMFSは、複雑な不動産関連融資に特化した金融機関で、2月に経営破綻した。
<投資銀行部門、ウォール街の競合に見劣り>
バークレイズによると、グローバル・マーケッツ部門の収入は6%増加した。
これは債券・為替・商品(FICC)部門のドル建て収入が8%増となったことが寄与したが、シティのアナリストによると、ウォール街の競合各社の平均11%増には及ばなかった。
株式トレーディング収入は23%増加したが、米大手行の平均26%増を下回った。
投資銀行のアドバイザリー業務の手数料収入は17%増で、ロイターの試算によると、米大手6行の平均27%増を下回った。