Yuka Obayashi
[東京 22日 ロイター] - 22日アジア時間の原油先物価格は反落している。序盤は約1ドル上昇する場面もあったが、米国がイランとの停戦延長を発表。投資家は和平協議の行方を見極めようとしている。
0039GMT(日本時間午前9時39分)時点で、北海ブレント先物は0.21ドル(0.2%)安の1バレル=98.27ドル。一時は99.38ドルまで上昇した。米WTI先物は0.28ドル(0.3%)安の89.39ドル。一時は90.71ドルを付けていた。両指標とも前日は約3%上昇した。
トランプ米大統領は21日、イランとの停戦を無期限に延長した。期限切れ直前のタイミングで、両国が紛争終結に向けた和平交渉を継続できるようにした。
日産証券インベストメントの菊川弘之チーフストラテジストは、協議の見通しがなお不透明で、ホルムズ海峡の閉鎖も続いているため市場は明確な方向感を欠いていると指摘。戦闘が再開されない限り、当面は現行水準付近で推移しそうだと述べた。
欧州では、ウクライナが22日にドルジバ原油パイプラインを通じたロシア産原油の輸送を再開する。ゼレンスキー大統領が修理作業の完了を発表した。ただ、業界関係者3人によると、ロシアは同パイプライン経由のカザフスタンからドイツへの輸出を5月1日から停止する予定だという。