生々しい拿捕映像

映像では、貨物船に向けて発砲する様子や、乗組員に対して機関室から退避するよう警告する声も確認できる。

中央軍のX(旧ツイッター)投稿によると、スプルーアンスは乗組員に退避を警告した後、5インチ砲でトゥスカの機関室を狙って複数回発砲したという。

イラン軍の作戦を統括するハタム・アルアンビヤー中央司令部は、トゥスカには乗組員の家族も乗っていたため、海兵隊に反撃しなかったと説明した。

イラン軍はAP通信に対し、「(拿捕作戦中、)乗組員は常に危険にさらされていた」と述べた。

ヘリコプターでトゥスカに乗り込み、拿捕する米海兵隊 CENTCOM/X

英国の防衛シンクタンク、王立防衛安全保障研究所(RUSI)のスティーブ・プレスト研究員は本誌に共有した分析では、米国のミサイル駆逐艦には300人以上の乗組員がおり、海上の攻撃・防御作戦で高度な訓練を受けていると指摘した。

船舶を阻止する方法としては、特殊部隊が「ヘリコプターからロープで降下するか、ボートからはしごで登る」作戦が考えられると述べた。

英国海軍の退役准将であるプレストは、先週の分析で、トゥスカの拿捕後の扱いは不透明だと語った。

「船や石油を戦利品として自国のものにするのか。敵対行為が終わるまで差し押さえるのか。それとも別の方法か。こうした議論はまだ聞いていない」と述べた。

トランプはトゥルース・ソーシャルで、海兵隊がトゥスカを「完全に管理下に置き、積荷を確認している」と述べたが、詳細には触れなかった。

米戦略国際問題研究所(CSIS)の上級顧問マーク・キャンシアンは先週、トゥスカ拿捕前に本誌に対し、今回の海上封鎖ではすべての船を止める必要はないと述べていた。「十分な数を止めれば、他は思いとどまる」と、キャンシアンは語った。

イラン、報復を表明
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