アメリカ航空宇宙局(NASA)が地球に接近する小惑星の観測を続けている。今回の接近は、数千年に一度しか起こらない「極めて稀な」出来事になる見通しだ。

小惑星「アポフィス」の平均直径は約340メートル、最も長い部分は450メートル。あとわずか3年で地球に最接近する。

「地球近傍小惑星アポフィスは潜在的に危険な小惑星で、2029年4月13日に地球近くを安全に通過する」とNASAは解説し、この大きさの小惑星としては、事前に発見された中では最も地球に近づくと指摘した。

アポフィスは地球の表面から約3万2000キロにまで接近する。この距離についてNASAは「静止軌道上にある多くの人工衛星(約3万6000キロ)よりも近い」「この大きさの小惑星が地球にこれほど接近するのは非常に稀」としている。

これほど大きい小惑星が地球にこれほど接近することは、平均すると数千年に一度しかなく、「人類史上、一度も起きたことがない出来事」になる可能性があるとNASAは指摘している。「人類が観測技術を持つ時代にそれが起きるのは、間違いなく初めて」とも付け加えた。

アポフィスは「潜在的に危険な」小惑星に分類されるものの、地球に差し迫った危険が及ぶことはないといい、科学者にとってはアポフィスをさらに詳しく研究できるチャンスになる。

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