東欧ブルガリアで19日、議会選挙が実施された。出口調査によると、ロシアに融和的なラデフ前大統領率いる中道左派野党連合「前進するブルガリア」の圧勝が確実で、過半数をうかがう勢いとなっている。

アルファ・リサーチが実施した最新の出口調査によると、得票率は前進するブルガリアが44%で、与党の中道右派「欧州発展のためのブルガリア市民」の12.5%を大きく引き離している。

ラデフ氏は記者会見で出口調査の結果について「前進するブルガリアは決定的な勝利を収めた。これは不信に対する希望の勝利であり、恐怖に対する自由の勝利であり、そして最後に、いわば道義の勝利だ」と述べた。

ラデフ氏は欧州懐疑派として知られ、ウクライナへの軍事支援に反対の立場を取っている。ブルガリアでは昨年12月、ジェリャスコフ首相(当時)が汚職に対する抗議デモを受けて内閣総辞職を表明。ラデフ氏は今年1月、総選挙に出馬するために大統領を辞任した。

アルファ・リサーチによると、投票終了1時間前の時点で投票率は47%と、2024年10月の前回選挙の39%から上昇した。

[ロイター]
トムソンロイター・ジャパン
Copyright (C) 2026トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます
「AIに使われるか、AIを従えるか」 一橋大学が問う、エージェント時代の「次世代エグゼクティブ」の条件
「AIに使われるか、AIを従えるか」 一橋大学が問う、エージェント時代の「次世代エグゼクティブ」の条件
ニューズウィーク日本版 戦争インフレ
2026年4月28号(4月21日発売)は「戦争インフレ」特集。

ホルムズ海峡封鎖でガソリン・日用品が高騰。世界経済への悪影響と「出口」を読み解く

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます