[ワシントン/イスラマバード 18日 ロイター] - トランプ米大統領は17日夜、イランに関して「かなり良いニュース」があったと述べ、戦争終結に向けた和平交渉への楽観的な見方を示した。ただ、詳細については語らなかった。来週の停戦期限までに合意がなければ停戦は延長されない可能性があるとも述べた。

イランのアラグチ外相は17日、レバノンでの停戦合意を受けてホルムズ海峡を開放すると述べた。だが船舶の航行が早期に正常化するかどうかは不透明なままであり、今週末に直接会談が行われるかどうかも分かっていない。

トランプ氏は「中東におけるイランとの交渉は非常に順調に進んでいるようだ」と記者団に語った。「週末にかけて交渉を進めている。うまくいくと期待している。これらの問題の多くは既に交渉され、合意に至っている」と述べ、「最も重要なのは、イランが核兵器を持たないようにすることだ。イランに核兵器を持たせてはならない。それが何よりも優先だ」と話した。

だが、来週に期限を迎える一時停戦が終結合意に至らなければ、イランとの停戦を終了させる可能性があるとも述べ、米国によるイランの港湾封鎖は継続すると主張した。

最大の争点である核開発問題についても進展は不透明だ。イラン側は「平和利用」として権利を主張している。

トランプ大統領はロイターに対し、米国はイランの濃縮ウラン備蓄を撤去すると述べた。一方、イラン外務省の報道官は国営テレビに対し、ウランはどこにも移送されないと語った。

ホルムズ海峡の船舶交通が再開される見込みが高まったことを受け、17日の原油価格は約10%下落。世界の株式相場は上昇した。

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