[北京 17日 ロイター] - 中国国家発展改革委員会(発改委)の王昌林副主任は17日、「緊急事態」への対応能力を強化するため、エネルギーの輸入多様化を継続し、備蓄を拡大していくと述べた。

王氏は記者会見で、世界的な価格ショックに対処するため国内の石油供給を確保する政府の措置により、中国のエネルギー市場は安定していると述べた。

中国はイラン戦争開始以降、ガソリン・軽油の国内小売価格の上限を3回調整している。ガソリンの小売価格上限は1トン当たり2275元(333.34ドル)上昇し、軽油は同2185元上昇した。

ただ、2回目と3回目の価格調整は、同国の価格設定メカニズムに基づく通常の引き上げ幅の約半分にとどまった。

王氏はまた、エネルギー安全保障を強化するため、国内生産をより積極的に推進し、備蓄を拡大する方針を示した。

中国の昨年の原油生産は日量430万バレルで過去最高を更新した。今年に入っても増加が続いており、3月は原油輸入量が前年比で減少したものの、生産量は月間で過去最高の日量444万バレルに達した。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。