Andre Romani Marta Nogueira
[サンパウロ/リオデジャネイロ 16日 ロイター] - ブラジルの資源大手バーレが16日発表した2026年第1・四半期(1―3月期)の鉄鉱石販売量は前年同期比3.9%増の6870万トンとなり、18年第1・四半期以来、8年ぶりの高水準となった。同社は今月28日に第1・四半期決算を発表する予定だ。
鉄鉱石生産量は3%増の6968万トンとなり、調査会社ビジブル・アルファがまとめた市場予想の6943万トンをわずかに上回った。併せて、米国とイスラエルによるイラン攻撃に端を発する中東情勢の悪化を受け、オマーンでのペレット製造事業を一時停止すると発表した。
一方、26年の鉄鉱石生産見通しは3億3500万―3億4500万トンに据え置いた。
鉄鉱石精製の平均価格は1トン当たり95.80ドルと、5.5%上昇した。
イタウBBAのアナリストらは「バーレの第1・四半期の生産・販売実績は当社の予想とおおむね一致しており、当社の第1・四半期の調整後の利払い・税引き・償却前損益(EBITDA)見込みをわずかに上方修正した」と説明した。
銅の生産量は12.5%増の約10万2300トン。ブラジルのサロボ、ソセゴ両鉱山での好調な稼働がけん引し、カナダの鉱山での生産量減少を補った。
ニッケル生産量は12.3%増の約4万9300トンとなり、ブラジルのオンカ・プーマ鉱山の新たな設備の稼働開始が寄与した。