Ritsuko Shimizu

[東京 17日 ロイター] - 赤沢亮正経済産業相は17日の閣議後会見で、中東情勢に関連して多方面で原材料の供給不足が指摘されていることについて「目詰まりや偏りの連絡があれば直ちに解消する。声を上げてもらえれば、数日内に目詰まりが解消する、その見込みが立つことになっている」と述べた。

目詰まりが解消した具体例として、し尿処理施設や茶の製造に必要なA重油、塗料用シンナーやTOTOを挙げて「サプライチェーンの目詰まり箇所を特定し、供給見通しのめどを立てた」と説明した。TOTOは16日、システムバスとユニットバスの新規受注を20日から段階的に再開すると発表した。

赤沢経産相は「予見可能性や見通しを立てたい気持ちは分かるが、不安になってたくさん買っておこうと考える前に経産省に相談してもらえれば事態は好転する方向に向かう。必ずそうする」と強調した。

足元では、潤滑油の入手が困難との声が出ていることに触れ、供給に偏りが生じていると指摘。資源エネルギー庁から元売り事業者や潤滑油事業団体に対し、前年同月と同量を基本として供給し、3月にこれを上回る水準で購入した流通事業者や需要家に対しては4月以降の供給量を減らす方向で調整することなどの要請を行うと明らかにした。

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