Phil Stewart Idrees Ali
[ワシントン 16日 ロイター] - ヘグセス米国防長官は16日の記者会見で、トランプ米大統領がイスラエルのネタニヤフ首相とともにイランを攻撃したことに否定的な姿勢を示している「反トランプ」の国内メディアについて、イエス・キリストを「滅ぼす方法を画策していた」パリサイ人のようだと非難した。
ヘグセス氏の会見の1時間近くたった後、中東での戦闘を引き起こしたトランプ氏とネタニヤフ氏を批判している米シカゴ出身のローマ教皇レオ14世はXに「宗教と神の名そのものを、自らの軍事的、経済的、政治的利益のために悪用し、神聖なものを闇と汚物へ引きずり込む者たちに災いあれ」と書き込んだ。
ヘグセス氏は12日に教会で聞いた説教を振り返り、キリストが起こした奇跡を目の当たりにした後でも、キリストへの強硬姿勢を変えずに陥れようとしたパリサイ人について触れて、「教会に座りながら、わが国のマスコミはまさにこれらのパリサイ人のようだと思った」と敵意をむき出しにした。
同氏は「パリサイ人たちは違反行為を見つけ出すために、(キリストの)あらゆる善行を厳しく吟味した。あら探しをしていた。わが国のメディアの硬直した心は、ただ非難することしかできないように調整されている」とした上で、自身の批判の対象は「伝統的な、トランプ氏に憎悪の念を持つメディアのことだ」と付け加えた。
ヘグセス氏は、米メディアについてトランプ氏に偏見を持っているとして頻繁に批判している。
トランプ氏は交流サイト(SNS)に、人工知能(AI)で自身をキリストになぞらえて生成した画像を投稿し、批判が高まって削除に追い込まれた。しかし、15日にもキリストが自身に寄り添っているように見えるAI生成画像をリポスト(再投稿)して波紋を広げている。