[ワシントン 16日 ロイター] - 米通商代表部(USTR)のグリア代表は16日、米企業が依然としてメキシコへの事業移転を続けているとし、北米の貿易協定「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」を巡りメキシコで来週行われる協議では、原産地規則が焦点になるとの見方を示した。
議会の予算公聴会で「メキシコへのオフショアリング(海外移転)は続いている」と述べ、来週にメキシコで担当者と協議すると説明。メキシコ側と「すでに対話しており、原産地規則の変更について話し合った」と述べた。
グリア氏は、対米輸出関税率が低いメキシコのような国を経由させることで、一部の輸出業者が米国の高関税を回避している現状に言及し、「(原産地規則の変更が)メキシコ経由の輸送を回避する方法で、より厳しくする方法だ」と述べた。
また「より厳しい規則の順守を促すような関税水準を設けることも重要だ」と強調した。
USMCAは現在見直しが行われており、グリア氏は来週行われる第2回協議でメキシコのエブラルド経済相と会談する。