Renju Jose Lucy Craymer
[シドニー 16日 ロイター] - オーストラリアで稼働中の2つの製油所の一つで15日夜、火災が発生した。当局は16日、ガソリンの生産が軽油や航空燃料よりも大きな打撃を受ける可能性があると述べた。
火災は南東部ビクトリア州ジーロングにあるビバ・エナジーの製油所内のガソリン生産施設で発生。消防は15日午後11時(日本時間午後10時)ごろ通報を受け、現在も消火活動にあたっている。現時点で負傷者の報告はない。
ボーエン・エネルギー相はチャンネル9に対し「火災はまだ鎮火していない」とし、「影響の全容を把握するにはまだ時間がかかる」と述べた。
その上で「現時点で、安全上の理由から予防措置として、同製油所でのジェット燃料と軽油の生産は減産した状態で継続している。影響は主にガソリン生産に及んでいる」と述べた。
同製油所の原油処理能力は1日当たり最大12万バレルで、豪州全体の燃料需要の10%を供給している。
中東紛争による世界的な供給混乱の中、豪政府は燃料の安全保障強化に取り組んでおり、アルバニージー首相は16日、訪問先のマレーシアで供給確保について協議する。