[15日 ロイター] - ウクライナ国防省は15日、軍がドローン(無人機)と歩兵部隊を一体化した新たな戦闘モデルを導入したと明らかにした。
シルスキー総司令官はこうした状況を踏まえ、3月にロシアから自国領土の約50平方キロメートルの支配権を取り戻したと述べ、年初来の戦果を拡大したことを強調した。
国防省は通信アプリのテレグラム向け声明で「新しい戦闘モデルが投入されている。それは空と地上の無人システムに歩兵を組み合わせ、一つの統合システムとして運用するドローン突撃部隊だ。この方式は既に南部で戦果を出しており、2月以降にこのような先進的な部隊の活用で広範な領土が解放された」と述べた。
シルスキー氏は、春の天候改善に伴って、ロシア軍が全長約1200キロにわたる前線のほぼ全域で攻勢作戦を強化していると指摘。ロシアが2024年半ば以降完全掌握を狙っている東部ポクロウシクが、3月に最も戦闘が激化した地域の一つだったと振り返り、南東部および東部の各地区も同様に3月の最激戦地として挙げた。
複数の軍事専門家によると、南東部でのウクライナ軍の反攻が、ポクロウシク周辺やロシア軍の春季攻勢全体におけるロシア側の行動を妨げる要因となっている。
シルスキー氏は先週、ウクライナが1月下旬以来、480平方キロの領土の支配権を回復したと主張し、ゼレンスキー大統領も最近、前線の状況は昨年半ば以降でウクライナにとって最も良好だと発言した。