Marco Aquino Aida Pelaez-Fernandez Leila Miller

[リマ 15日 ロイター] - 15日に開票率が91%を超えたペルー大統領選で、左派政党「ともにペルー」が擁立したロベルト・サンチェス氏が得票率第2位に浮上し、6月に行われる決選投票に進む可能性が出てきた。サンチェス氏が経済分野への国家関与強化を掲げていることなどから、市場に動揺が広がって通貨ソルや株価が下落した。

選挙管理当局ONPEのデータによると、15日時点の各候補の得票率は、故アルベルト・フジモリ元大統領の長女で右派のケイコ・フジモリ氏が17%でトップ、サンチェス氏が12.1%で2位、前リマ市長のラファエル・ロペスアリアガ氏が11.9%で3位、中道左派のホルヘ・ニエト元国防相が11.1%で4位と、2位以下は大混戦だ。

サンチェス氏は、汚職疑惑などで2022年に罷免されたカスティジョ元大統領と近く、禁錮判決を受けて服役中の同元大統領は獄中からサンチェス氏支持を表明している。

開票作業が続く中で選挙不正を訴える声も根強い。ロペスアリアガ氏とサンチェス氏は選挙プロセスの公正性に疑念を示し、ロペスアリアガ氏はフジモリ氏に対してプロセスの無効化を訴える投稿を共有した。

ただ、欧州連合(EU)の選挙監視団は14日、不正疑惑を裏付ける具体的証拠は見当たらないとの見解を示した。

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