Nolan D. McCaskill David Morgan

[ワシントン 15日 ロイター] - 米行政予算管理局(OMB)のボート局長は15日に下院予算委員会が開いた公聴会で、イラン攻撃の費用について現時点で見積もることはできないとの見解を示した。

ボート氏は「われわれは(戦費提示の)要請に応じる準備が整っていない。今なお必要な作業を行っている。まだ概算の数字さえ持ち合わせていない」と語った。

こうした費用が不透明なまま、先月にトランプ政権がイラン軍事作戦に関して2000億ドルの戦時補正予算を求めていることから、議会の反発が強まっている。

野党民主党は、ボート氏が非国防分野の歳出削減を正当化する意味でヘルスケア、教育、低所得層向けエネルギー補助のプログラムが不正まみれだと主張したことも問題視した。

同党のジャヤパル議員は、国防総省こそ会計監査が一度も行われなかった唯一の連邦機関だと指摘し、それにもかかわらず同省が来年度予算で1兆5000億ドルを要求していることを批判した。

与党共和党のグロスマン議員からも、議会で国防予算の採決をする前に国防総省に対する監査を行うべきだとの声が出ている。

これについてボート氏は、トランプ政権は国防総省の「効率化」を推進していると強調した。

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