(英文の訂正により、最終段落から2番目の段落の償還制限に関する記述でブラックストーンを削除します)

Yoruk Bahceli

[ロンドン 15日 ロイター] - 債券運用大手PIMCO(ピムコ)のグループ最高投資責任者(CIO)、ダニエル・アイバシン氏は15日、プライベート・クレジット(ノンバンク融資)市場は金融システム全体に対してシステミック・リスクをもたらすものではないと述べた。

3兆5000億ドル規模のプライベート・クレジット部門を巡っては、信用不安などから関連ファンドから大規模な資金流出が起きている。

アイバシン氏は記者会見で「プライベート・クレジットにシステミック・リスクは見られない。見られるのは失望感、予想を下回るリターンだ」と述べた。

プライベート・クレジット・セクターにおける流動性の課題を踏まえ、取引が増加すると予想し、同市場のリスクはさまざまな方法で移転され得ると指摘した。

「必要に迫られて売却がさらに増えるだろう。それはPIMCOを含む、バランスシートが健全な投資家にとって大きな好機となる」とし「われわれはすでに、この動向を活かした特定の取引に参加している。年内にさらに意欲的な売り手が出てくると考えている」と述べた。参加した取引の詳細は明らかにしなかった。

ブルームバーグ・ニュースは14日、PIMCOがブルー・オウル・キャピタルのプライベート・クレジット・ファンドが発行した債券4億ドル全額を購入したと関係者の話として報じた。

ブルー・オウル・キャピタルやアレス・マネジメント、アポロ・グローバル、KKRは、プライベート・クレジット・ファンドの償還を制限している。

アレス・マネジメント・コーポレーションの幹部は15日、プライベート・クレジットのデフォルト(債務不履行)は比較的限定的だとし、同セクターのストレスの大部分は流動性と金利に起因していると述べた。

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