[15日 ロイター] - ロシアが夜間に数百機のドローン(無人機)と弾道ミサイルを用いてウクライナ南部の港湾インフラなどを攻撃した。この攻撃で1人が死亡し、少なくとも7人が負傷した。ウクライナ当局が明らかにした。

ウクライナ空軍によると、ロシアは14日午後6時(日本時間15日午前0時)以降、ドローン324機と弾道ミサイル3発を発射した。ドローン309機を撃墜または無力化したものの、ミサイルとドローン13機が9カ所に命中した。

ウクライナのゼレンスキー大統領はXへの投稿で、「わずか24時間余りの間にドニプロ、チェルカスイ、ハルキウ、クリブイリフ、チェルニヒウ、ドネツク州、ザポリージャで残忍な攻撃があった」と述べ、防空能力強化に向けた協力が優先課題だと強調した。

南東部の都市ザポリージャで15日未明、ロシア軍の攻撃により74歳の女性1人が死亡した。ザポリージャ州のフェドロフ知事がメッセージアプリ「テレグラム」に投稿した。駐車場や事業施設、近隣の住宅のほか、教育施設も被害を受けたという。

地元当局者によると、南東部の都市ドニプロでは3人が負傷。中部の都市チェルカスイでは4人が治療を受けた。

ウクライナ港湾当局によると、南部オデーサ州のドナウ川沿いの港湾インフラが再びドローン攻撃を受け、生産・保管施設のほか、行政施設も損壊した。

キーウ州当局もドローン攻撃があったと報告した。

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