[15日 ロイター] - 英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は15日、中国がデンマークの海運大手マースクとスイスを拠点とするメディテラニアン・シッピング・カンパニー(MSC)に対し、パナマ運河の港湾運営をやめるよう求めたと伝えた。

先月行われた中国国家発展改革委員会との会合で、マースクとMSCはバルボア港とクリストバル港から直ちに撤退するよう要求されたという。

ロイターはこの報道内容を確認できていない。マースク、MSC、中国政府はロイターのコメント要請に応じていない。

FTによると、マースクとMSCは「中国企業の利益を損なう違法行為に関与せず、商業倫理と国際ルールを順守する」よう求められた。

パナマ最高裁は1月下旬、パナマ運河の両側に位置する太平洋側のバルボア・ターミナルと大西洋側のクリストバル・ターミナルの運営権を香港複合企業CKハチソンの子会社に付与した法的枠組みを無効とした。これを受け、パナマ政府は両ターミナルの運営について、それぞれマースクおよびMSCの子会社に暫定ライセンスを付与。一連の問題は米中を巻き込んだ法廷闘争となっている。

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