Kanishka Singh
[ワシントン 13日 ロイター] - 全米移民判事協会は13日、親パレスチナ派の学生に対する連邦政府の強制送還の試みを阻止した2人を含む複数の移民判事をトランプ政権が新たに解雇したと明らかにした。
同協会によると、先週末に6人が解雇されたほか、グッドフライデー(聖金曜日)に3人解雇されたという。
協会は「今回の解雇により、昨年1月以降、適正な手続きや理由、説明なしに解雇された移民判事は計113人となった」と述べ、こうした解雇は「間違っており、不当だ」と非難。トランプ大統領がホワイトハウスに復帰する前は、移民判事の解雇は非常にまれだったと指摘した。
マサチューセッツ州のルーパル・パテル判事とニーナ・フロエス判事はそれぞれタフツ大学の博士課程学生とコロンビア大学の学生を強制送還するトランプ政権の試みを阻止した。
両氏はGBHニュースに対し、判事としての標準的な2年間の試用期間が終了する間際に解雇通知を受けたと語った。
トランプ政権は、政府に不利な判断を下した判事を公然と批判してきた。
司法省は声明で、「全ての判事には事件の審理において公平かつ中立であるという法的、倫理的、そして職業上の義務がある」と指摘。「判事が、いずれかの当事者に有利または不利な組織的偏見を示すことでその義務に違反した場合、EOIR(司法省移民審査局)は、制度の公正性を維持するために措置を講じる義務がある」としたが、そのような事態が発生した証拠は示さなかった。