[シドニー 14日 ロイター] - ナショナル・オーストラリア銀行(NAB)が14日発表した3月の企業信頼感指数は、前月から29ポイント低下してマイナス29となり、月間低下幅としては史上2番目の大きさとなった。イラン戦争が世界的な石油ショックを引き起こしたことを受け、金融危機時にしか見られないほどの信頼感悪化を記録した。企業景況感指数はプラス6で横ばいだった。
売上高に関する指数は1ポイント低下のプラス11と比較的堅調だったが、利益に関する指数はプラス4からプラス1に低下した。3月の仕入コストが四半期ベースで3%高騰しており、企業が利益率の圧迫に苦しんでいることがうかがえる。
また、小売り物価の上昇率は四半期ベースで0.9%から0.5%に鈍化しており、企業がコスト上昇分を消費者に転嫁するのに苦戦している兆候が見られる。