[13日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)のハウザー副総裁は13日、現行の政策金利について、インフレを抑制するために適切な水準にあるという確信はないと述べた。一方で、政策当局者は今後、イラン情勢が経済活動に与える影響も注視する必要があるとした。
米ニューヨークで行った講演で、政策金利はインフレ率を2月の3.7%から目標の2─3%のレンジに低下させる水準に設定すべきとの見方を示した。
「金利を適切な水準に設定したという確信は強いとは言えない。そもそも、そのような確信を持つことは決してない。しかし、この新たなショックについてはかなり注意深く監視していく必要がある」と述べた。
「インフレ上昇圧力は容易に見て取れる。われわれにとって現在より重要なのは、中期的な影響がどうなるかを熟考することだ」とし、「上昇圧力が続く可能性があり、その場合は対応せざるを得ない。しかし、経済活動が鈍化する可能性も考慮に入れる必要がある」と述べた。
RBAは今年2回の利上げを行い、政策金利を4.1%に引き上げた。RBAは燃料費の高騰により、第2・四半期のインフレ率が5%前後に上昇すると予想している。
ハウザー氏はRBAが消費動向を注視していると述べた。消費は依然として増加しているものの、ペースは比較的緩やかだとした。