Shivangi Acharya Sarita Chaganti Singh

[ニューデリー 13日 ロイター] - インド政府が13日発表した3月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年同月比3.4%へと小幅に加速した。1月以来の高水準となったが、中央銀行が目標とする4%は下回った。

インドは石油の約90%を輸入しているため、中東紛争が長期化すればインフレが高進する可能性がある。さらに、インドではモンスーン時期の降水量が3年ぶりに平年を下回る見通しで、農産物の生産を巡る懸念も高まっている。

DBS銀行のエコノミスト、ラディカ・ラオ氏は「3月のインフレ率は小幅に上昇し、中東危機に端を発する価格上昇圧力の第一波が表れていることを示唆している」と指摘。代替エネルギーの供給にはタイムラグがあるため、エネルギー価格高騰の影響は今後数カ月かけて徐々に波及すると述べた。

3月の食品インフレ率は、前月の3.47%から3.87%に若干上昇。3人のエコノミストによると、食料やエネルギーなど変動の激しい項目を除いたコアインフレ率は、前月の3.4%に対して3月は3.3─4%だった。

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