Joey Roulette Steve Gorman
[ヒューストン 10日 ロイター] - 米・カナダの宇宙飛行士4人を乗せ、月を周回した米航空宇宙局(NASA)の宇宙船「オリオン」が10日、約10日間の飛行を終えて地球に帰還した。人類による最遠飛行の記録を半世紀以上ぶりに更新した。4人は全員無事だという。
オリオンは現地時間午後5時過ぎ、米カリフォルニア州の沖合にパラシュートで着水した。日没の約2時間前に行われた着水は、NASAが動画で中継。「宇宙船と4人の飛行士にとって、まさに完璧な着水だった」と、NASAのロブ・ナビアス氏はコメントした。
オリオンは米国が主導する月探査計画「アルテミス」の第2弾として、フロリダ州のケネディ宇宙センターから1日に打ち上げられた。1970年にアポロ13号が達成した地球からの最遠到達記録24万8000マイル(約39万9000キロ)を更新した後、25万2756マイル(約40万6770キロ)の地点まで達した。
オリオンは月面から約6500キロの距離まで接近。裏側を含む月面を約6時間観測した。
アルテミス計画は2028年に人類を再び月面へ送ること目指す。