Xinghui Kok Helen Clark

[シンガポール/パース 10日 ロイター] - オーストラリアのアルバニージー首相は10日、シンガポールでウ⁠ォン首相と会談した。中東情勢を踏まえ、エネルギー安全保障でより緊密に協力することで一致した。

シンガポールはアジア⁠における主要な石油取引拠点で、オーストラリアにとって⁠ガソリンやディーゼル、ジェット燃料の重要な調達先。オーストラリアでは、ディーゼル燃料の供給が逼迫し、農業や鉱業に打撃を与えている。

両首脳は、⁠ディーゼルや液化天然ガス(LNG)などの必須物資の供給を確保⁠し、⁠エネルギー安保の強化に「最大限努力」することで合意したと述べた。

共同声明は「世界的な混乱の時期に安定を支える強靭(きょうじん)でルールに基づく多国間⁠貿易体制を支援するため協力するという決意を再確認した」とした。

アルバニージー氏は共同会見で、「世界的な燃料危機への対応を調整し、協力することは極めて重要だ。これはウィンウィンだ」と述べた。

ウォ⁠ン氏は、エネルギーの輸出を抑制する計画はないと説明。「コロナ禍の最も厳しい時期でも、その必要はなかった。今回のエネルギー危機においてもそうすることはない」と述べた。

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