Yoshifumi Takemoto
[東京 9日 ロイター] - 内閣府が9日公表した3月の消費動向調査では、消費者態度指数が前月比6.4ポイント低下の33.3と、トランプ米政権が相互関税を発表した直後の昨年5月以来の低水準となった。落ち込み幅もコロナ禍の2020年4月以来の大きさだった。
2月末の米国とイスラエルによるイラン攻撃以降初の調査で、原油・物価高懸念や先行き不透明感が下押ししたと内閣府では見ている。
<物価5%以上上昇との回答が53.4%に増加>
消費者マインドの基調判断は前月までの「改善に向けた動きがみられる」から「弱含んでいる」に下方修正された。下方修正は昨年4月以来。1年後の物価が上昇するとの回答が2カ月ぶりに9割を超えた。
消費者態度指数を構成する4つの意識指標すべてが前月比で悪化。そのうち「暮らし向き」が9.8ポイントと最も大きく低下した。次いで「耐久消費財の買い時判断」も7.7ポイントと大幅に低下。内閣府は「両指標とも物価動向に左右されやすく原油・物価上昇懸念に下押しされた可能性がある」と分析している。
家計の物価見通し調査では、1年後の物価が上昇するとの回答率が93.1%と前月比7.5ポイント上昇。そのうち物価が5%以上上がるとの回答率は2月の36.5%から53.4%に上昇した。
※過去の関連記事はJPCONI=ECIをクリックしてご覧下さい。
※経済モニターアプリは Open Economic-Monitor/ をクリックしてご覧ください。