[13日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)の次期​議長に指名されたケビン・‌ウォーシュ氏が、上院公聴会に進むために必要な財務情報の開示書類を提出したことが分かった。CNBCが13日、事情に詳しい2人の関係者の話として報じた。

報道によると、公聴会は当初、週内にも開催される予定だったが、書類手続きの遅れにより延期を余儀なくされていたという。

ロイターは直ちにこの報道を確認できなかった。13日夜の時点で、ウォーシュ氏の財務開示書類は米政府倫理局のウェブサイトには掲載されていなかった。

公聴会の開催前に通常、候補者の財務情報開示書類の提出を求める上院銀行委員会の報道官はコメントを控えた。

同委員会は候補者に質問票への回答も求めているが、過去にはこの書類が未提出のまま公聴会を設定したケースもある。委員会の規則では公聴会の開催には5営業日前の通知が必要で、ウォーシュ氏が委員会に出席できる最も早い時期は来週となる。

公聴会が設定されたとしても、上院本会議でウォーシュ氏がどれほど迅速に承認されるかは不透明だ。

共和党の有力議員は、FRB本部の改修工事に関するパウエル議長の監督を巡る司法省の捜査が終了するまでウォーシュ氏の承認を阻止すると表明しており、この問題に関して今のところ進展の兆しはほとんどない。

パウエル氏のFRB議長としての任期は5月15日に満了する。同氏は、ウォーシュ氏がそれまでに承認されず、就任していない場合、「議長代行」として職務を継続すると述べている。

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