[ワシントン 24日 ロイター] - 米国防総省が精鋭部隊である第82空挺師団から数千人の兵士を中東に派遣する⁠計画だと、関係筋2人が24日、ロイターに対し明らかにした。イランとの対話を目指す一方、中東地域における大規模な軍事力の増⁠強となる。関係筋の一人によると、派遣されるのは3000人から4000人だ⁠という。

派遣される場所や現地入りする時期は分かっていない。第82空挺師団は、命令を受けてから18時間以内に展開可能で、パラシュート降下作戦の遂行を専門としている。

関⁠係筋によると、イランへの部隊派遣はまだ決定されていないが、⁠将⁠来的に同地域で起こりうる作戦に備えて能力を強化する計画という。

ホワイトハウスはコメントの要請にすぐには応じなかった。

対イラン作戦に対する米国民の支持率が低い⁠こと、トランプ大統領自身が選挙前に新たな中東紛争への米国の関与を避けると約束していたことを考えると、たとえ限定的な任務であっても、米軍地上部隊の投入はトランプ氏にとって重大な政治的リスクとなる⁠可能性がある。

これに先立ち、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は、米国が第82空挺師団の兵士約3000人を中東に派遣する見通しで、正式な命令は数時間以内に発令される見込みと報じた。

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