[12日 ロイター] - 米エネルギー情報局(EIA)が12日公表した短期エネルギー見通しによ⁠ると、データセンターの電力消費急増に伴う電力供給逼迫で、米国の化石燃料発電量が今後2年で増加する⁠可能性があるとみられている。

米国の電力需要は2020年ま⁠で10年余り横ばいが続いた後、主に大規模コンピューティング施設の増加により年1.7%のペースで増加しているという。

EIAは、全米の電力需要は26年に1.9%、27年に2.5%増⁠加すると予想。最も高い伸びが見込まれるの⁠はテ⁠キサス電力信頼度協議会(ERCOT)と、中部大西洋岸地域と中西部の一部をカバーする送電網運営会社PJMとした。

データセンターのより急速な拡大を想⁠定した高需要シナリオでは、発電容量は基本シナリオから変更されていない。

EIAは、需要増加への対応で天然ガスへの依存度が高まると予想。25─27年は天然ガス火力発電量が7.3%増加すると⁠見込み、基本シナリオの1.7%増を大きく上回った。

石炭火力発電量はなお減少傾向にあるものの、高需要シナリオでは減少ペースが鈍化すると予想されている。

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