Ozan Ergenay Helen Reid

[12日 ロイター] - ドイツの衣料ネット通販大手ザランドは12日、人工知能(AI)の⁠活用が事業効率化と生産性向上につながっていると表明した。また、2026年の調整後利払い・税引き前利益(EBIT)が6億6000万─7億4000万⁠ユーロと、25年の5億9100万ユーロから増加すると見込んでいる⁠ほか、最大3億ユーロ(3億4600万ドル)の自社株買いを発表した。

同社の株価は取引開始早々に7%急騰した。

ザランドは、AI生成の商品画像が広告制作のコストと時間を削⁠減し、コンテンツ公開量を70%増加させていると説明。また、AI仮⁠想試⁠着機能は買い物客が正しいサイズを選ぶのを支援し、サイズ関連の返品を減らしていると述べた。

アナリストらは、AIがザランドに与えるリスク⁠への懸念が高まっていたと指摘。チャットGPTのような大規模言語モデルで商品調査やオンラインショッピングが行われ、同社のプラットフォームを回避する動きが警戒されているとい⁠う。

ザランドは26年に流通総額(GMV)が12─17%増加すると見込んでいる。25年には14.7%増の175億6000万ユーロを記録した。

アクティブ顧客数は24年の5180万人から25年には6200万人に増加。平均注文額は61ユーロから62.8ユーロに上昇した。

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