[12日 ロイター] - 米金融大手ゴールドマン・サックスは、中東紛争に伴うインフレリ⁠スクの高まりを受け、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ開始時期の予想を後ずれさせ、9月と12月に0.25%ポイントの利下げが実施⁠されると見込んだ。

これまでは、6月に利下げを開始し、9月に追⁠加利下げを行うとみていた。

11日付のリサーチノートで「インフレ予想の上方修正を踏まえると、6月開始は時期尚早とみられる」と指摘。「9月までには、⁠労働市場のさらなる軟化と基調的インフレの進展の両⁠方が、⁠利下げの根拠となると予想する」と述べた。

ただ労働市場が予想よりも早く、かつ大幅に弱含んだ場合は利下げが早まる可能性もあると⁠し、弱い2月の雇用統計を受けてくすぶる労働市場の一段の冷え込みへの懸念、成長鈍化、地政学リスクの高まりが利下げ前倒しの可能性を高めていると指摘した。

早期利下げを正当化するほ⁠ど労働市場の状況が悪化した場合、原油価格上昇がインフレや期待インフレに影響を及ぼすことへの懸念は利下げの阻害要因にはならないとの見方を示した。

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