Siyi Liu
[シンガポール 9日 ロイター] - 中東情勢緊迫で原油価格が急伸する中、サウジアラビア国有石油会社サウジアラムコが400万バレル超の原油売却入札をオファーしたことが分かった。
複数のトレーダーによると、8日に締め切られた入札で軽質原油のアラブライトを65万バレル供給。9日は、重質のアラブヘビー200万バレルを入札にかけた。締め切りは北京時間9日午後5時(日本時間午後6時)。入札文書によると、アジア向けで積載期間は未確定だが3月10─3月30日となっている。
さらにアラムコは別の入札で超軽質原油200万バレルを出光興産に売却した。この原油は台湾近海にいるタンカーにすでに積み込まれているという。アラムコと出光興産はコメント要請に応じていない。
アラムコは、イランの攻撃リスクがあるホルムズ海峡を回避するため、原油輸出の一部を紅海沿岸のヤンブー港経由に切り替えようとしている。