Liz Lee Xiuhao Chen

[北京 8日 ロイター] - 中国の王毅外相は8日、今月行われる見通しの米中首脳会談を前に、世界に打⁠撃を与えるような誤った判断を防ぐには米中対話が極めて重要になるという認識を示した。

北京で開会中の全国人民代表大会(全人代、国⁠会に相当)に合わせて記者会見した。

王氏は「両国が対話を行わな⁠ければ、誤解や誤った判断が生じ、対立へとエスカレートして世界に害を及ぼすことになる」と述べた。

トランプ米大統領がイスラエルとともにイランへの軍事作戦に注力す⁠る中、アナリストは首脳会談に向けたトランプ氏の訪中が予定通り⁠行わ⁠れるかどうかを注視している。

中国は今月末に見込まれる米中首脳会談について、これまで発表していない。

王氏は「(米国との)ハイレベル交流の議題はテーブルの上にある」と述べ、「必⁠要なのは、双方が既存の相違点を管理するための好ましい環境を整えるよう、綿密な準備を行うことだ」としたが、詳細は明らかにしなかった。

イラン情勢については軍事作戦の即時停止を求めた。起こってはならない戦争であり、武力⁠行使は問題解決の方法ではないと指摘した。イランが中国から超音速対艦ミサイルを購入することで合意に近づいているとの報道があるものの、中国のこれまでの非難や懸念を超える発言はしなかった。

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