<ミャンマーの連邦議会は4月3日、ミンアウンフライン前国軍総司令官を大統領に選出した。上下両院と軍人枠の議員がそれぞれ選んだ3人の候補者から、軍の影響力が強い議会で投票により選ばれた>

ミンアウンフラインはその4日前、15年務めた国軍トップの総司令官を大統領選に向けて辞任したばかり。後任には側近であるイエウィンウー陸軍司令官を据えていた。

今回の動きは、ミンアウンフラインが内戦終結を掲げて進めてきた「民政移管」構想の一環だ。2021年のクーデターで実権を握った彼はその後に選挙と民政移管を計画したが、治安悪化によって選挙は繰り返し延期されてきた。

一方で、人権団体などはこの「移管」プロセスを軍の支配を維持するための見せかけだと批判。国軍トップに長年の腹心を据えることで、大統領就任後も軍が自身に逆らえない体制をつくったとの見方もある。民政移管とは名ばかりで、軍が全土を支配する独裁体制の完成だ。

From thediplomat.com

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