一方、北京では清華大学がAIスタートアップの苗床として機能しており、中国の「AIのトラ」のうち次の4社が同大学から巣立っている。
■智譜AI 19年に設立後、24年にはユニコーン企業に成長。アリババ、テンセント、国有企業系の投資家やベンチャーキャピタル紅杉中国(ホンシャン)からの資金を受け入れ、1月に香港市場に上場を果たした。
■百川智能(バイチュアンAI)中国の検索エンジン「搜狗(ソゴウ)」元CEOの王小川(ワン・シャオチュアン)が創業。AI医療分野に主力事業を移し、アリババ、テンセント、小米(シャオミ)科技から資金を調達、評価額は10億ドル超に達した。
■ムーンショットAI(月之暗面) AI研究の第一人者、楊植麟(ヤ ン・チーリン)が23年に創業。長文処理可能なLLMと先進的なAIチャットボット「Kimi」を開発。最新の資金調達ラウンドで43億ドルの評価額が付いた。
■ミニマックス 21年設立。テキストから動画を生成するツールを提供中で、オープンAIの「Sora」の競合とみられている。アリババとテンセントの支援を受け、24 年までに約8億5000万ドルを調達。最近、香港市場に上場した。
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