公約と現実のギャップ
10日のガソリン全米平均価格は1ガロン当たり3.54ドルと、イラン攻撃開始以降で約19%上昇した。
政権内でも心配が広がっていることを物語るように、トランプ氏は原油価格抑制に向けた幾つかの措置を検討する方針だとロイターが9日に報じた。具体的には戦略石油備蓄放出や輸出制限、各種税制優遇などだ。トランプ氏は9日、石油関連の制裁措置を一部解除する意向も示したが、詳細は明らかにしていない。
トランプ氏は2024年の選挙で、インフレを退治し、エネルギー価格を引き下げ、生活費負担を軽減することを公約として大統領に返り咲いただけに、ガソリン高騰はことのほかダメージが大きくなる可能性がある。
共和党のダビッドソン下院議員は、ガソリン高は中間選挙に向けた「懸念要素」だと指摘した。
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