AIについては悪い面も指摘できるが、クリエーティブな分野で史上最高の発明になるかもしれない。そこは謙虚に「分からない」と言いたい。今は何でも専門家が分析する時代だ。やりすぎじゃないか。未来は専門家にも分からない。

クリエーティブな思考が重要になっているが、今まさに、われわれはヨーロッパをヒトラーの手に渡そうとしている。臆病にも見て見ぬふりだ。恥だよ。われわれの父や祖父は墓場でのたうち回っている。ウクライナに対する裏切りは常軌を逸し、臆病で、目先にとらわれている。

──ウクライナ和平の実現は現実的だと思うか。

実に難しい。自分の家族がニューヨークに住んでいて、ニューヨークが占領されたら、どうする? ニューヨークを敵に与えて戦争を終わらせるか? この戦争を短期に終わらせるには(ロシア大統領のウラジーミル・)プーチンが手を引くしかない。でも、それが可能なら、これまでに100回はそうなってるさ。

メディアは当初、核戦争の危険性を騒ぎ立てていた。核戦争を恐れるのは分かる。だが、本はといえば核爆弾を発明したのはアメリカだ。

「われわれはそれを日本人に向けて投下したが、投下されるのはごめんだ」って? よその人間が死ぬのは構わないが、自分たちは逃れたい? 一体アメリカはどういう国なんだ。誇りに思えと言われても無理だ。

それでも個人的には今でも信じている。最後の最後に最大の勝利をつかむのはウクライナだ、と。

ゼレンスキーとマドゥロ