もちろんリスクもあります。イラン情勢の長期化によるコスト上昇や、設備投資の減速が現実となれば、短期的な株価の振れは大きくなる可能性があります。ただ、こうした外部要因を織り込んでも、今年も選ばれやすい銘柄といえます。
「中身」が問われる相場で選ばれるのは「理由のある銘柄」であり、山洋電気は、その条件に合致した一例です。 結局のところ、理由を持てない銘柄で勝ち続けるのは難しい──それが、今年の4月相場を考えるうえでの本質といえるでしょう。
【関連記事】
【銘柄】東京電力にNTT、JT...物価高とイラン情勢に揺れる株式市場ではディフェンシブ株に資金が集まる
【銘柄】「三菱商事」の株価に高まる期待...ホルムズ海峡封鎖と資源価格高騰が業績を押し上げ
【銘柄】「INPEX」「コスモ」「シェブロン」...原油高で株価が上がるエネルギー関連株の意外な魅力とリスク
[筆者]
岡田禎子(おかだ・さちこ)/個人投資家、ファイナンシャル・プランナー
証券会社、資産運用会社を経て、ファイナンシャル・プランナーとして独立。資産運用の観点から「投資は面白い」をモットーに、投資の素晴らしさ、楽しさを一人でも多くの人に伝えられるよう活動中。個人投資家としては20年以上の経験があり、特に個別株投資については特別な思い入れがある。さまざまなメディアに執筆するほか、セミナー講師も務める。日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)、ファイナンシャル・プランナー(CFP)。note:https://note.com/okapirecipe_555
米・イラン戦争で変わる地域紛争の「大前提」/石油危機を恐れるべき理由