動物病院に到着するまではさらに2時間を要した。病院では、ハンクに抗毒素が複数回投与されたが、3カ所も噛まれていたため、それでも十分ではなかった。

ハンクの容態が改善しなかったため、獣医師は血漿(けっしょう)を確保するために別のクリニックまで車を走らせた。

アイザックスさんはこう語る。「ハンクは数日間入院し、自宅へ連れ帰ったときは、まだ顔は腫れ、口からは出血し、目はかろうじて開けられる状態だった。2日後、容態が改善しなかったため、再び病院へ急いだ」

1週間以上が経過し、ハンクにようやく回復の兆しが見え始めた。尻尾を振り、再び外へ出たがるようになり、何よりお気に入りのボールをくわえて持ってくるまでになった。

数週間後には、ハンクは命の危機を脱したことがわかった。「きょうだい犬たちもハンクのそばを離れなかった。私たちはトラウマを共有することで絆を深め、今では片時も離れられない関係だ」とアイザックスさんは言う。

アイザックスさんはこの恐ろしい体験をTikTok(@nicoleisaacsofficial)で共有し、他の飼い主たちに注意を促した。ハンクがガラガラヘビの被害から回復するまでを記録した壮絶な動画は大きな反響を呼んでいる。

現在10歳になったハンクの鼻には、噛まれた跡が残っている。アイザックスさんは、ハンクを失いかけたあの日を「忘れないための戒め」として、それを受け止めている。

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