Dominique Vidalon Emma Rumney

[パリ/ロンドン 19日 ロイター] - 仏蒸留酒大手のペルノ・リカー⁠ルが19日発表した2025年7ー12月期決算は、優先5市場の全てで売上高が減少した。為替変動やコスト上昇に⁠加え、米中両市場の不振が響き、グループ全体の⁠利益を押し下げた。

ただ、業績はおおむね市場予想の範囲内だった。インド事業や免税店向け事業の好調により、10ー12月期には改善の⁠兆しも見せており、同社は1─6月期の業績回復を予想し⁠て⁠いる。

また、業界全体で需要が低迷しているものの、2027─29年の増収率を3─6%とする目標を据え置いた。

蒸留酒業界はコロナ禍の特需が終了し、各⁠社とも苦戦を強いられている。中国によるコニャックへの関税導入や、米国による欧州連合(EU)製品への関税も需要の重荷となった。

7─12月期の売上高は、比較可能ベースで前年同期比5.9%減⁠の52億5000万ユーロ。同社がまとめた市場予想は5.7%減だった。

営業利益は比較可能ベースで7.5%減少。市場予想(7.7%減)よりは小幅な落ち込みにとどまった。

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