[18日 ロイター] - アクティビスト(物言う株主)のエリオット・インベストメント・マネジメント⁠が、LSEG(ロンドン証券取引所グループ)に対し、事業ポートフォリオの全面的な見直しと50億ポンド(67億6000万ドル)の自社株買いを要求していること⁠が分かった。この件に詳しい関係者が18日明らかにした。

LSEGはロンドン証⁠券取引所の運営のほか、為替・債券等の電子取引フラットフォーム、金融データ・分析サービスなどを提供している。

関係者によると、エリオットは、LSEGの事業ポートフォリオ全てが過小⁠評価されていると考えている。資産売却に関し具体的な要求はしていない⁠が、⁠電子取引フラットフォーム、トレードウェブ・マーケッツの51%株式を現金を生み出す潜在的手段と見なしているという。

LSEG株は過去12カ月で30%以上下落。足元では、人工知能(AI)脅威論による世界的な⁠ソフトウエア株売りに圧迫されている。

エリオットはLSEG経営陣に対し、同社の仲介機能が大規模言語モデル(LLM)に奪われることはなく、AIは脅威ではなくチャンスであると効果的に伝えるよう求めていると関係者は述べた。双方の対話はこれまでのところ建設的だ⁠という。

エリオットはコメントを拒否した。

LSEGの広報担当者は、「戦略実行に注力しつつ、投資家と積極的かつオープンな対話を維持している」と述べた。

ロイターは、LSEGのニュース・データ端末「Workspace」にニュースを提供している。

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