[ワシントン 18日 ロイター] - 米商務省が18日発表した2025年12月の一戸建て住宅⁠着工件数(季節調整済み)は、年率換算で前月比4.1%増の98万1000戸だった。前月から増加したものの、先行指標⁠とされる建設許可件数は減少し、住宅ローン金利と資⁠材費の上昇を背景とした市場の根本的な弱さを示唆した。

12月の5戸以上の集合住宅着工戸数は10.1%増の40万2000戸。全体の住宅着工戸数は6.2%増⁠の140万4000戸と、昨年7月以来の高水準となった。

一方、⁠一⁠戸建て住宅建設許可戸数は1.7%減の88万1000戸となった。

輸入関税による資材価格の上昇や、移民取り締まりに伴う労働力不足は建設コストの上昇に⁠つながっており、建設活動の制約となっている。

トランプ政権は、住宅の購入しやすさ(アフォーダビリティー)の改善を目指し、住宅ローン担保証券(MBS)の購入や機関投資家による戸建て住宅の購⁠入禁止など一連の措置を実施してきた。足元では住宅ローン金利は低下したものの、連邦政府債務への懸念から米国債利回りは高止まりしており、対策は停滞している。

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