[ワシントン 17日 ロイター] - 米シカゴ地区連銀のグールスビー総裁は17日、インフレ率が米連邦準備理事会(FRB)の目標である2%まで低下すれば、年内に「さらに数回」の利下げを承認する可能性があると述べた。米労働省が13日発表した1月の消費者物価指数(CPI)は前年比2.4%上昇に伸びが鈍化したが、同総裁はサービス価格の高止まりを指摘した。
同総裁はCNBCに対し、「インフレ率が2%に向かう軌道に乗っていることを示すことができれば、26年にはさらに数回の利下げが行われる可能性があると考えている。ただ、今後のデータでそれを見極める必要がある」と述べた。
その上で、最近のヘッドラインインフレ率はベース効果により部分的に引き下げられており、サービスインフレは「抑制されていない。われわれは基本的に3%前後で足踏み状態にあり、いくつかのポジティブな兆候もあるが、警告サインもある」と警戒感も表明。インフレが2%に戻るという証拠を見極めたいとの意向を示した。
その上で、インフレ率が2%に向け低下する軌道に乗っているようであれば、グールスビー氏は政策金利を約3%とすることが中立金利の「緩やかな目標」であるとの認識を示した。これには2─3回の0.25%ポイント利下げが必要になる。