Maria Martinez
[ベルリン 17日 ロイター] - 欧州経済センター(ZEW)が17日発表した2月の独景気期待指数は58.3と、前月の59.6から低下し、市場予想の65.0を下回った。
ドイツの景気回復が依然として不安定であることを示唆した。
パンテオン・マクロエコノミクスのエコノミストは、前月から1.3ポイント低下したが、今後6カ月間の見通しについて依然として楽観的であることを示していると述べた。
現況指数はマイナス65.9と、前月のマイナス72.7から改善が続いた。
ZEWのワムバッハ所長は「ドイツ経済は回復局面に入ったが、依然として脆弱だ」と述べ、特に産業部門や民間投資に大きな構造的課題が残っていると指摘した。
2月は輸出主導型セクターで中程度から大幅な改善が見られた。特に化学・医薬、鉄鋼・金属、機械工学分野で見通しが改善した。2025年末に受注が予想以上に増加したことが背景。
不確実性は続いているものの、個人消費の見通しも改善しているという。
ハウク・アウフホイザー・ランペのチーフエコノミスト、アレクサンダー・クルーガー氏は、追加政府支出が予定されているため景気期待は高い水準を維持すると予想。ただ、期待だけではなく「重要なのは生産につながることだ」と述べた。
ヘラバのシニアエコノミストは、経済回復も不均一に進んでいるようだとの見方を示した。
ZEWの調査によると、銀行、保険、情報技術業界はマイナスの状態となっている。