Will Dunham

[ワシントン 17日 ロイター] - 米国の公民権運動指導者ジェシー・ジャクソン師が死去した。家族⁠が17日、声明を発表した。84歳だった。

ジャクソン師の家族は「父は奉仕に生きた指導者だった。家族のためだけでなく、世界中の抑圧された人々、声な⁠き人々、見過ごされた人々のために尽くした」と述べた。

1941年に人種隔離政⁠策下の南部サウスカロライナ州グリーンビルで生まれ、60年代から米国の公民権運動の指導者として活動してきた。マーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師らと共に黒人をはじめとするマ⁠イノリティーの権利のために闘い、68年にテネシー州メンフィスでキング⁠牧師⁠が暗殺された際にも現場に居合わせた。

2017年にパーキンソン病を患っていることを明らかにした。

雄弁で知られ、84年と88年に民主党大統領候補指名争いに出馬した。黒人有権者と多くの白人リベラル派⁠を引きつけ、予想を上回る健闘を見せたが、主要政党で初の黒人大統領候補指名獲得には至らなかった。

84年の民主党指名争いでは、投票総数の約18%に当たる330万票を獲得し、ウォルター・モンデール、ゲーリー・ハート両氏に次ぐ3位となった。88年は11州の予備選・党⁠員集会で勝利し、680万票(29%)を獲得したが、接戦の末、マイケル・デュカキス氏に敗れた。

トランプ米大統領は17日、ジャクソン師の死去に哀悼の意を表し、「人格、気概、実戦的な知恵に富んだ素晴らしい人物だった」と述べた。

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