Mayu Sakoda

[東京 17日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は続落し、前営業日比451円86銭安の5万6354円55銭だった。16日⁠の米国株式市場が休場となり手掛かり材料に欠ける中、指数寄与度の高い人工知能(AI)関連株が利益確定売りに押され、日経平均を押し下げた。

りそなアセットマネジメントの⁠下出衛チーフ・ストラテジストは「これまで上昇していたAI関連銘柄などを中心に利⁠益確定売りが広がっており、リスクオフのような動きがみられる」との見方を示した。足元では明確な悪材料はみられないものの、米利下げの織り込み一巡、イラン情勢やトランプ関税を巡る米高裁の判断などが警戒されてい⁠る可能性があるという。

日経平均は12円高と小幅に反発して寄り付き、わずかに上値を伸⁠ばし⁠た後、マイナス圏に転落した。前場終盤では506円安の5万6299円70銭まで下落した。主要のアジア市場が春節(旧正月)に伴い休場となる中、ドル安/円高の進行が投資家心理の重しになったとの見方もあった。

主力株では、ソフトバン⁠クグループ、リクルートホールディングスが4%超下落したほか、信越化学、ファナック、ソニーグループが2─3%超安、アドバンテストもさえなかった。

半面、東京エレクトロンは1%超高でしっかり。SUMCO、住友ファーマ、日産自動車は5%超高だった。

TOPIXは0.85%安の3755.13ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売⁠買代金は3兆1140億0500万円だった。東証33業種では、値下がりが機械、サービス、情報・通信など18業種、値上がりが繊維製品、空運、金属製品など15業種だった。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが716銘柄(44%)、値下がりは813銘柄(50%)、変わらずは66銘柄(4%)だった。

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