[15日 ロイター] - イランのガンバリ外務次官(経済担当)は15日、米国との核協議で双方に経済的利益をもたらす合意を模索していると述べた。
ファルス通信によると、ガンバリ氏は「合意の持続性のために、米国も迅速かつ高い経済的リターンをもたらす分野で恩恵を受ける必要がある」と指摘。
2015年の核合意では米国の経済的利益が確保されなかったとし、「石油・ガス田、共同油田、鉱業投資、さらには航空機購入に至るまで、共通の利益が交渉に含まれている」と述べた。
トランプ米大統領は18年に核合意から離脱し、イランへの経済制裁を復活させた。
米政権のウィットコフ中東担当特使とトランプ氏の娘婿ジャレッド・クシュナー氏は17日、ジュネーブでイラン当局者と協議を行う。
イラン外務省はアラグチ外相が米国との協議に参加するためテヘランを出発したと発表した。国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長らとも会談するという。
タフトラバーンチ外務次官は制裁緩和と引き換えに核問題で妥協する用意があることを示唆し、全ての金融制裁が解除されればウラン濃縮度を低下させることを検討する可能性があるとしたエスラミ原子力庁長官の発言に言及した。