[北京  13日 ロイター] - 1月の中国新築住宅価格は前月比0.4%下落した。国家統計局が13日発表したデータを基に⁠ロイターが算出した。需要の弱さが示され、資金繰りに苦しむ不動産開発会社にさらなる重しとなりそうだ。

昨年12月も0.4%下落していた。

1月は前年比3.1%下落。⁠下落率は前月の2.7%から拡大し、7カ月ぶりの大きさとなった。

国家統計局が⁠調査した70都市のうち、62都市で価格が下落し、前月の58都市から増加した。

不動産仲介を手掛ける中原地産(センタライン)のアナリスト、張大偉氏は「不動産市場回復の基盤は依然として脆弱だ」と指摘⁠した。

中古住宅市場は依然として低迷。前月比の下落幅はわずかに縮小したが、⁠前年⁠比の下落幅は拡大し、1級都市では7.6%下落、それよりも小規模な都市では6%超の下落となった。

張氏は「3級都市における過剰在庫や需要低迷といった問題は根本的に解決されておらず、市場見通しの全面的な改善⁠には時間がかかるだろう」と指摘。短期的には支援策の効果で前月比の下落ペースは鈍化する見込みだが、中小都市では在庫処理と需要喚起に時間を要し、価格圧力は継続すると付け加えた。

S&Pグローバル・レーティングスは今週のリサーチノートで、供給過剰が続く市場が価格を押し下げ⁠ているため、中国の主要不動産販売は2026年に10─14%減少すると予測。「われわれの見解では、この問題の規模を考慮すると、不動産セクターの供給過剰に対処できるのは政府のみだ。(しかし)政府が介入に意欲的である兆候はまだ見られない」と述べた。

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